なあまずノート

▼歩きながら

3月17日(木)、雪でしかもかなり寒い。
そうだ、去年の17日もすごい雪降りだったと思いだす。
10〜15pほどの雪だが、どうせこの雪はすぐ融けるだろうと、除雪車が置いて行った雪だけスノーダンプで押しやって終了。

母親を医者に送り迎えしなければならない。

片道がおよそ10kmの道のりを、ガソリンのメーターを気にしながら走る、自分というものもなんだか情けない。
途中、今日開いているGSにガソリンを買うために並んでいる車列が延々と左側に続いている。

花沢のI医院に着くまで3ケ所だ。

自家用車が日常の移動手段の基本になっているこの田舎では(もちろん米沢だけじゃないけど)やむを得ないことではあるんだなぁ。
どうしても車で出かけなければならない人にとってはこの状態はたいへんなことだ。
何かよい方法はないものかと頭をひねってみるが、思いつかない。

いざとなったら、市民バスで出かけなきゃと思っていたら、19日以降は運行をしないというし、なんだかなぁ…。
空っぽのバスを走らせるのは勿体なくはあるけど、まさに必要だというときに運行中止だものな。
つねに乗ってないからなんとも言えないけども。

診察が終わるまで、暇なので車を置いてぶらぶらと歩いてみた。

街中は全体的に車が少ないし、人も少ない。
混んで見えるのは、営業しているGSの近辺だけだ。
牛丼屋もドーナッツ屋もコンビニの一部も営業してない。
「ほほ〜」などと思い、一服しようと思った喫茶店もクローズしてる。
お金を使わなくてよくてよい。

[画像]
上杉神社のある公園の近辺もじつに静か。
一昨年からのあの賑わいがうそのようだ。

手前の松ヶ岬神社に手を合わせて「なせばなる…」そうだそうだと思いながらまた車に戻る。
こうして、生きていられるんだから。
自分が今できることをするよりほかないのだ。
画像 ( )
2011.03.18:あら

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