なあまずノート
▼週刊文春 3月17日号
この雑誌が発売された3月10日の翌日に大地震が起き、未曾有の大震災になった。
重ねて、被災された方々にはお見舞いを申し上げます。
「表紙は歌う」は〈潮風の物語〉。
絵はとても素敵なのだが、受け取りようによっては、なんとも微妙かもしれない。
大地震が起きてからは、ニュースはそれ一色。
それまで、いろいろな事件とか世界の動きとか、政治の駆け引きとか、全て吹っ飛んでしまった。
なにしろ、明治以降、もっとも大きな地震であり、阪神淡路を上回る広範囲な被害と被災者や犠牲者が出てしまいそうな災害なのだから、それも仕方がないといえばそうなのだ。
けれど、世の中はこうした大きな出来事の渦に飲み込まれながらも、じつは気がかりなこともあったりするわけです。
その一つが例えば、この号の記事の中では、「熊本で起きた、男子学生による3歳女児殺害事件」が、そうであるように思いますし、ニュージーランドの地震による被害が、なぜあのビルで起きたのか、今号では取り上げていないリビアなどアフリカや中東情勢、ということなどでしょう。
それにしても、第一特集の「管内閣『黒い金脈と人脈』研究」は取りあえず、猶予ということになった、かなぁ。
画像 (小 中 大)
2011.03.16:あら
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