なあまずノート
▼違うんじゃね
3月4日(金)、今日も雪。
多少晴れ間が出たものの、一日雪降りになった。
約2時間半かけて除雪。
寒波は週末までということで、また明日も除雪になるのだろうなぁ。
今日も道路の除雪の動きだしが遅く、夕刻になってようやく除雪車がやってきた。
市や県の除雪予算は底をついているんだろうし、できるだけ抑えられるところは抑えたいというのが正直なところだろうと思う。
でも、状況をよく見て除雪をしてもらいたいものだなぁ。
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夕刻、小野川温泉の河鹿荘さんのお風呂に行った。
お湯はとってもいいお湯で、宿の方の応対も素晴らしいお宿なのであります。
廊下の小さく切られた窓から覗ける雪がきれいだ。
暖まるお湯につかりながら、除雪の雪のことをぼんやり考えていた。
高齢者ご夫妻のお宅で、「道路の除雪で、家の前にしこたま置いて行かれるもので、困ってよ」という話になった。 なるほど、「そうなんだろうなぁ、たいへんだなぁ」と思った。
そして、その方は、何年も市や県に手紙を出して、「現場を見てほしいと」頼んでみてもらったとのこと。 なるほど、そりゃぁたいしたもんだなぁと思った。
それで、ようやく除雪車が家の前ですこしブレードの向きを変えて家の前にあんまり置かれないようになったとのこと。 ほほぉと思った。
さらに、その人と奥さんは「人間のモラルの問題だごでなぁ」とおっしゃった。 うむむむ、そうだろか?
その家の前に置かれなかった雪は結局どこかへ行くことになる。これはモラルとかいうことではなくて…。自分の家の前にさえ置いて行かれなければいいという、どちらかといううとその方が身勝手な感じがしてしまった。
道路の雪は除雪をすると、どこかにおっつけられるので、その点は沿線の皆様にご協力とご理解をお願いしますというのが除雪をする側の理屈だし、我々は道路を使う以上ある程度やむを得ない、ということになるのだろう。
お年寄りには、ほんとにたいへんなことだと思うのだが、わが家の前の雪の問題が片付いて手放しで喜々としている姿を見ると「違うんじゃねぇの…」って言いたくなるんだなぁ。
画像 (小 中 大)
2011.03.04:あら
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