なあまずノート

▼傾いでいるなぁ

17日は、朝から気温が低く風が強かったせいかさほどの積雪ではないけれど、除雪を行う。

前の日の夕方、除雪を行っていたところ、隣家の松の木が大きく傾いでいるような感じがして、隣のご主人に話して確かめた。
やはり、枝に溜まった雪の重さのせいか、だいぶお堂側に倒れてきており、お堂の屋根に寄りかかってしまっていた。
お堂自体も、若干押されているようで、平行四辺形のようになっているような気がする。

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一夜明けて、隣から連絡を受けてやってきたNTTの人が高所作業車をもって様子を見に来た。樹を切るのは難しいので、「とりあえず樹についた雪を落としてみる…」ということで作業。
若干戻ったような感じではある。
しかし、お堂に寄りかかった状態は回復しないので、結局樹の伐採をする業者さんに依頼をしたようだ。
雪の重みはバカにできないものだ。


この日の午後は、田沢のもう一つのお寺の檀家さんのお葬式があり、伴僧を依頼されてお務めした。
元の総代長をなさった方の葬儀で、6人の僧侶による大きな式であった。

田沢にはお寺が二つある。
真言宗の田沢寺と曹洞宗の洞松院様である。
洞松院は米沢でも屈指の檀家さんの多いお寺。
この二つのお寺は、異なる宗派ながら、お互いの檀家さんのお葬式にはたいてい伴僧をお願いするという関係性を昔から続けてきた。
かなり珍しいと言われており、邪道だと揶揄する和尚さんもいらっしゃる。

けれど、地域活動においてもそれぞれ連携することが多く、違和感なく続けてきたことで、地域の皆さんにも受け入れられていると感じている。
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2011.01.20:あら

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