なあまずノート

▼Number769 甦る死闘 2010

2010年のスポーツ界をを回顧する号。

やはり、去年はサッカーワールドカップ、ということになるんでしょう。
予選を勝ち抜けたことと、決勝トーナメント一回戦で、歯がゆい戦い方でPK戦の末に敗れたこと。
それぞれの選手の視点からの言葉で書かれております。

表紙の本田圭佑がナンバーМVP2010
なにしろ、何度、この表紙を飾ったことか。

それに、冬季オリンピック。
もう、だいぶ前のことのようなきがしていた。

「つながらなかったショット。」 チーム青森、バンクーバー五輪惨敗の真相/ 松原孝臣:文

心理状態が大きく関わるというこの競技の、裏側にあったことが描かれていて興味深い。


そして、日本プロ野球。
千葉ロッテマリーンズがパ・リーグ3位からの日本シリーズ優勝。史上最大の「下剋上」と騒げば騒ぐほど、どうもチープになって行くような気がしてならないなぁ。
たしかに、面白いゲームはありました。
でも、日本シリーズ3試合がテレビ放送されなかったこと、これがげんじつなのではなかろうかなぁーー;

F1ドライバーの「存在証明」/今宮雅子:文
小林可夢偉のF1参戦一年目の見方、来年のレースを観るのが楽しみになった。

「知と熱の銅メダル。」 指揮官眞鍋政義が、全日本女子バレーにもたらしたもの/米虫紀子:文
変わってきた監督像、バレーの世界でも見えてきた感じがする。

ナンバーノンフィクション「牛の如く」/高山文彦:文
宮崎県川南町のラグビークラブを追ったノンフィクション。
昨年、大きな問題だった口蹄疫の被害を受けた中心地にある川南町で、ラグビークラブのメンバーがどう生きて何を考え、そしてラグビーに取り組んだか。
秀逸なノンフィクションだと感じた。

そのほか、連勝が止まった大相撲の横綱 白鵬が、大きくうねった相撲界の大看板として戦いながら何を考えていたか…。

その他、読み応えのある文章多し。


画像 ( )
2011.01.06:あら

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