なあまずノート
▼(58)『いのちをいただく』
山形大学出版会から出ています。
サブタイトルに「草や木の命をもいとおしむ 『草木塔』のこころを求めて」とついております。
この副題がないと、バイオレンスサスペンスみたいですよね^^;
さて、これは山形大学が法人化した折に「自然と人間の共生」を大学の理念として掲げられ、その理念を具現化するものとして「草木塔」を題材としてとりあげ、シンポジウムなどの事業を行ってきたものをまとめた本である。
現在、草木塔の研究家として知られている、梅津幸保氏・大友儀助氏・小山田信一氏・千歳 栄氏・藤巻光司氏の5氏のシンポジウムの内容をまとめたものと、山形大学環境保全センターの広報誌「環境保全」に掲載されたものから構成されています。
草木塔の研究者は、それぞれ活躍されていながら、「草木塔」に関してこうしてまとまった形になることがいままでなかっただけに、とても貴重な資料となるはずである。
当時、学長であった仙道富士郎氏は退官後も「草木塔」に関わっておられ、今年、パラグアイの日本人入植地に2基の草木塔建立に奔走され実現をみている。
画像 (小 中 大)
2010.12.22:あら
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