なあまずノート

▼書を読む

本を読む、といってもその読むものや読み方は人さまざまなものだと感じる。

自分は子どもの頃から本に親しんできた。
かなり読んできたなぁと思っていたのだけれど、読書をする集まりをもって本の話しをしてみると、世の中にはもうたいへんな読書家がいるものだと関心する。

ミニコミ誌が主催して、今年一年を通して月一回のペースで読書会を続けてきた。
この集まりの面白さは、個人がどんな本を読んで何を考えるかということにあり、また、その人の生活というか生き方というものも見え隠れするところにある。


実用的な参考書として本を読む・使う人。
自分の趣味的な部分に近いところに興味を持って、本を読む人。
仕事に関わる読書が中心であったり。
本という世界、作品や作者など、かなり深く読みこんでいくひと。
好きな作者の世界に惹きつけられて、広がりを持って行く読み方をする人。
とにかく興味のある分野は、どんどんと突き進むタイプ。
いい本だと思ったら、繰り返し何度も読んで行くという人。

私はどれだろうなぁ^^;

本を読んで感じたことを人に伝えるというのも、これでなかなか難しいもの。
自分の面白いと思うことを、聴いている人が共感できる場合もあり、そうでない場合もある。
しかし、それを聴くということがまず大事でなないのかと思っている。

読むのは好きでも、話すことや表現することが得意でない場合もあり、その逆もある。両方ともできる人もまれにいる。
話し方が下手でも、伝えようということを繰り返していると、何か伝わるような気もする。

読書はそこから得る知識も大切と思う。
それ以上に大事なのは、心の動きを感じることではなかろうかと思う。
そういう意味では、読書会はとてもいいのだ。

画像 ( )
2010.12.19:あら

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