なあまずノート
▼中山峠の猿たち
好天気が続いています。
画像は昨日の朝、小野川温泉方面から市道中山街道線を田沢に帰って来る時、峠を越えて田沢の民家のある近くの坂で撮ったものです。
道端にクリの木があるのか、その下あたりでゆっくりと猿の群れが、拾っては食べています。
車が来てもあまり慌てている様子がありません。
対向車もきています。
私はゆっくりスピードを落として、向かってゆくと、ようやく脇の林に入っていきました。
一頭だけ、かなり身体が大きい真っ赤な顔と「○ん○り」のオス猿が、道端に居残りいかにも平気そうな顔で車を見送っていました。
このあたりに出没している猿の群れは、田沢と簗沢の奥の方まで広く騒いでいる群れだと思われます。
彼らは、川を超えて私の地域までは来ないようです。
我が家の裏山を騒いでいる群れは、大舟から口田沢や矢子あたりまでを歩いているらしいのですが、まだ、追跡調査ができていないそうです。
ところで、簗沢側から来る猿の群れの方が、いろんな意味で学習が進んでいて、知恵が働くようです。
畑の中に育つイモ類を食べ出したのも、早いですし、家への接近の仕方や、人との距離感も余裕があるようです。
理由の一つは、簗沢側の方が有害駆除を行っているので、群れの分散化が進んで、数も増えているということと関係がありそうです。
田沢では、狩猟する人がほとんどいないため、駆除されないので、まだどこかおっとりしているような感があります。
ただし、それゆえ、人を怖がらずに家の近くまでノコノコと畑に出てきて、花火で追い払われ、またほとぼりが冷めてからやってくる、ということを繰り返しています。
猿との知恵比べ、まだまだ続けなければならないようです。
画像 (小 中 大)
2010.12.06:あら
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