なあまずノート

▼(55)『風流江戸雀』

杉浦日向子:著 (新潮文庫)

今はもういない杉浦日向子。
私よりたった二歳上なだけだったのに。

古川柳を題材にして、江戸の情緒にタイムスリップしてしまったような、不思議な気分にさせられます。

霜月(11月)ですと、こんな川柳が。

「四角でも 炬燵は野暮な ものでなし」

「母の手を 握ってこたつ 仕舞われる」

なんてぇのに、画がついております。
想像してみてください^^
画像 ( )
2010.11.25:あら

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