なあまずノート
▼Number766 BASEBALL2010 Final
特集はこれ。
日本シリーズ完全詳報「大逆転!マリーンズ。」
プロ野球ファンの私。
今年の日本シリーズ、ロッテ対中日は拮抗した試合が多く、面白かった。
のではありますが…。
これで、いいんだろうかっていう、日本のプロ野球に関する私の思っていたこと、今号の記事に、ちょろっと出ているのでそこを紹介する。
一つは鷲田 康の文で、[憂球提言]『誰がプロ野球を殺すのか』
見開きページの半ページ分の短い記事で、まとめられている。
○横浜ベイスターズの身売り騒動の一件。
大きな赤字を出している球団の身売りが表面化したにもかかわらず、結局、それが破談になってしまったこと。
○日本シリーズが全国ネットでテレビ放送されなかったこと。バレーボールの世界選手権が優先された。
んで、日中のゲーム開催を打診したら現場から一蹴されていたこと。
大きく分けるとの二つの事例を引いて、プロ野球の人気の衰退、プロ野球の行く末を憂いている。
それに関連して、読者の声を掲載している「FROM READERS & EDITORS」で、「日本シリーズの地上波中継なし!あなたは納得できる?」というアンケートをWebで行った結果を出している。
納得できる49%、納得できない51%という結果。
半数は、止むをえないとしています。
プロ野球自体の人気が低下しているのは、最近の何年間もシーズン中の放映を見ていてもわかる。
そして、CS(クライマックスシリーズ)という、興行主義的なチャンピオンシップ制度で、日本シリーズは必ずしも日本一強いチームを決めるものではなくなってきていること(と、私は思っている)。
それなのに、テレビに合わせたゲーム開催を現場が拒否して、運営と現場の考え方がかい離してしまっている。
問題点はいっぱいある。
サッカーなど、他の多くのプロスポーツの人気が、より高くなっていることも確か。
来年、斎藤佑樹がプロ野球に入って来る。
今から楽しみなんだけど、日本のプロ野球本体の方が心配だなぁ。
画像 (小 中 大)
2010.11.16:あら
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