なあまずノート

▼覚悟

こんばんは。
午後5時はもうすっかり夕闇です。
かなしぇなぁ。

今日は朝から寒い風っていうか冷たい風が吹いてましたね。
きっと山では雪が降っているのでしょう。
今夜あたりは、零℃以下になるような感じがします。

裏山と空を見ると、風が強く雲が流れているのがわかります。
それに、広葉樹の葉っぱが、風にあおられて、はらはらと空中をまっています。
木枯らし、ですなーー;
かなしぇなぁ。


早朝7時から、家のリフォームをするお宅に出向いてお祓い。
薄暗いうちに起き出して、ご祈祷のお札を書いて、出かけました。
そこで、「朝ごはんを食べてってください」と言われ、とても美味しい炊き込みご飯を頂いちゃいました。
ゴボウとアブラゲ(油揚げ)と醤油のバランスが絶妙で美味しかった。
ご馳走様でした^^


このお宅では、今年、お爺ちゃんを亡くされて、何度もご供養に上がっていたのですが、ご家族だけと落ち着いてお茶を頂くのはかなり久しぶり。
病名を本人に教えるかどうか、最後の最後まで迷って、結局、告げずに終えてしまった、「どうだとよかったんだが…」というお話になりました。

そうですね。
末期の癌の場合、とても悩ましい判断になるのは、私の家族や親族のこととか、檀家さまのお亡くなりになった場面に際しても、度々話すことがあります。
結論から言えば、オールマイティな正解はない、ということになると思います。

医師との相談や、家族内での話し、病気のご本人の意向など、いろんな条件がありますものね。
こうしたことをいろいろと勘案して、決められてことが、正解に近いのではないかとお話をいたしました。
外野から「ちゃんと伝えればよかったのに」とか「言うべきでなかった」とか言われることも有ろうかと思います。
しかし、身近でもっとも煩悶した者の判断を諾とするべきなんでしょう。

私はどうなんだろうなぁ。
いずれ、自分にもそういう場面がある可能性が大です。
もし「癌になっていたら」どうでしょう。
もう助からないと解った時、「必ず告知してけろ」という覚悟は、まだないなぁ。

画像 ( )
2010.11.15:あら

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