なあまずノート

▼Number 764  プロ野球ドラフト秘話

一瞬、表紙を見ると週刊ベースボールの特集かと勘違いしてしまいそうだ。

まず、私にとっても、興味はあっても直接どうってこともないわけではあります…。
ドラフト会議という、「新人選択会議」はプロ野球好きな私にとっては、毎年気になることではあります。

1965年(昭和40年)に導入されて以来、いろいろと形を変え、問題を指摘されながらも続いているのです。

ドラフト会議がある前はどうか、というと、自由に各球団が個人と交渉をして選手を獲得してきたわけです。

それが、資金の豊かな球団とそうでないところの格差が出たこと。
契約金や給料の高騰につながり、歯止めが利かなくなってしまったこと。
これは、世の中の経済成長との兼ね合いも会ったのだろう。

それで、アメリカメジャーリーグなどのプロスポーツで既に行われていた制度に手を加えて始められたもの、らしい。

この、選手の希望か叶わないことから、多くのエピソードが生まれている。

そのもっとも世を騒がせた事件として、江川の問題が有名である。
その外にも、PL学園時代に甲子園を沸かせた清原と桑田のドラフトでの明暗を分けたことなども、よく知られていますね。

プロ野球に入るということが、球団を選ぶということではなくて、日本プロ野球という括りの中に入るという形になっているわけですね。そこに、アマチュアからダイレクトにメジャーリーグに入るという選択肢も出てきたり、こうした点はだんだんと面白くなってきましたね。


今回の号の記事では、こんなのも面白い。

「プロ野球を選ばなかった男たち」(石田雄太)
「獲って育てるチーム戦略」(石田雄太だねこれも)
「バレーボールが私を変える。 佐野優子」(米虫紀子)



画像 ( )
2010.10.20:あら

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