なあまずノート

▼予防

裏の畑と山に行くのに、腰に熊よけの鈴を下げて、びくびくしながらです^^;

畑と栗を見に行ったわけですが、熊がいても全然不思議ではない地域ですから、あとはどれだけ腹を減らした熊がいるかどうか。

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ナメコもクリノキモタシ(くりたけ)も出ております。
もう遅いぐらいになってました。

そして、栗もだいぶ落ちていたので、一所懸命拾います。
畑と林の間に、先代の住職が栗の木を植えてくれたもので、50年以上経過した勢いにいい木が5本。
あとは山栗があります。

栗を拾うとき下を向いてますから、夢中になっていると熊の気配とか解らなくなるんですね。
そういうときに腹減って、これまた夢中になって栗を求めて熊が現れれば、熊とクマのような男(私のこと)が鉢合わせするという悲劇が起き得るわけです。

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熊の心配ばかりしていたら、栗は拾えませんけどね。

とりあえず、「俺がここにいるぞ」ということを常に発信していなければなりません。
それが鈴であったり、声であったりです。


それにしても長井市の中学校で射殺処分されたオス熊の胃はほとんど空だったとか。
それほど餌に困っていたのであろうか。

西置賜はナラ枯れブナ枯れがだいぶ酷いように見受けられるので、そうした影響があるのだろう。
人間にはもちろん、熊にとっても悲劇である。

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山と畑の恵みをいただき、夕暮れ前に引き上げました。
クマと出会う確率の高い朝方と夕方は、こちらの方で気をつけて予防しなければ。
ただ、私は、本物の熊を野生の中で見たことは一度もありません。

そうとうな奥山まで一人で入ったりしているわけですけども。
本音を言えば、一度でいいからこっそり熊がいる様子を見てみたいという欲求はあります。

んだげんども、やっぱりおっかないのも、間違いなく本音です。

おかげで今日も合わずに終えました。


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2010.10.16:あら

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