なあまずノート

▼変遷

連休明けの12日は、引き続きお勤めが続きます。

早朝から、市内の住宅地のお宅でご祈祷です。
隣近所がとても近いところで、ご祈祷のお経を響かせることになりますので、驚かれると思います。

さすがに、鳴りものにはちょっと注意をしています(法螺貝はさすがに吹けませんね)。
15〜16年前に新築の際、地鎮祭にお邪魔して以来の依頼だったようです^^;
お宅の周囲は、そのころ空き地だったのに、今は区画全部住宅が建っており、様子が変わっておりました。

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一度お寺に戻り、墓地に向かいます。
お墓を建てなおす檀家さんの依頼で、お墓の魂抜きのご供養です。
古いお墓を撤去して、一端掘り起こさなければなりませんので、お墓に込められた一端出ていただくという儀式です。


田沢寺は、もともと明治時代以前までは、修験宗に属するご祈祷専門の法印のお寺でした。
その頃、町内には多いなお寺があったそうなのですけど、事情は解りませんが、廃寺になってしまったのだそうです。
そして、その一部の方が田沢寺に供養を依頼して来て、それから檀家さんを持つお寺になったと伝えられています。

その頃、真言宗醍醐派の末寺に転派したようです。

このお寺は、江戸時代の寺請け制度の中で菩提寺になっていないため、庶民同様の生活をしてきたと思われます。
それゆえ、いい意味ではお寺と檀家さんの関係性がフランクなところがあるように感じます。
逆の意味では、あまり格式というものがない、ということになります。


墓地は、昔から町内で管理してきた共同墓地です。
宗派を問わず、町内と近隣住民のお墓があり、その後新たに檀家さんになった方のお墓を受け入れています。



午後は、久しぶりに休養といたしました。
相方が今朝からしばらく仕事上の出張です。
遠いところまで車で移動の出張ということで、なかなかたいへんそうです。

「あなたの会社、電車代出ねなが?」と聞いてみました^^;
あまり遠いところの出張には、安全とか考えると電車を使うのが適当なんでしょうけどね。
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2010.10.14:あら

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