なあまずノート

▼精気

フラフラになりながら乗り切った10日。
そして3連休の最終日、11日は早朝からのお祭りのご祈祷から始まりました。

それにしても、準備→執行、準備→執行というサイクルを続けて、夜の睡眠時間が短くなっていながら、朝はよく目が覚めます。

トシですかね?!

とはいえ、祭主のIさんにお迎えをいただいて、入田沢の山中へ。
黒森滝不動尊の例祭です。

ここは大師山のふもと。

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その昔、弘法大師がこの地にたどりついて、今の大師山の山頂で護摩修行をされ、向かい側にある大荒沢が聖地であることに感動し、大荒山不動尊をお祀りした、と伝えられています。
その時、大荒沢に向かう前に、山のふもとの滝のあるところに、この不動尊を祀ったと伝えられています。
大荒沢よりも先に開かれた、というわけです^^

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黒森には、お大師様が訪ねてこられた時に、すでに人が住んでおり、それ以来ずーっと一軒家で住んでおられました。
その一族の末裔に当たる方が、今でもお祭りを行っておられます。

ここには、二十年ぐらい前まで、おじいちゃんだけが住んでらっしゃいました。
同居していた若い人たちは、それより十年ほど前に市街地に引っ越しされています。

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現在のご当主Iさんは五十代の後半です。
子どもの頃はもちろん、学生時代も就職されてからもこの黒森で暮らしていたわけですね。
いろんな思い出や、昔の風習を教えてくださいます。

国道から川を渡り、急な山の坂道を登り、通っておられたこと。
遠く離れた一軒家なのでお客様がくると大喜びしていたことなどなど。

山から精気をいただいて、また身体がシャキッとしました。
そして、連休最後のお勤めは法事。

なんとか体力が尽きることもなく、終えることができたました。

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2010.10.13:あら

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