なあまずノート

▼山の地主と入る人、お互いの不幸

こんにちは。
だいぶ涼しくなり、夜は毛布か布団がいるぐらいですね。

それでも、今日の日中は気温が上昇しております。
猫っだも、集まってくっついて寝ておりますね、オス猫たち^^;


さて、このところ気になっていることの一つ。
山についてなんですけどもね。

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山にこんな張り紙や看板が目につくようになりました。
山の地主さんがなさっているわけです。
知っている人なので、わけを聞いてみました。

「他人の土地に、我が物顔で入ってきて、勝手に山菜やキノコをとっていくし、ゴミの不法投棄もあるもので、頭にきてんなよ」ということでした。

たしかに、いまは林道がかなりきれいに切ってあるところが多く、車でやってきて根こそぎ取って行ったり、ひどい時にはタラやコシアブラを木を伐って持って行く人もいるようです。
しかも、ゴミまで捨てられたらたまったもじゃありませんよね。

しかし、一方では、昔から山に入って来る者に対して鷹揚に構えている部分もあり、そんなに細かいことを言ってこなかったし、言う必要もなかった、という側面もあります。
勿論、山の産物(木、山菜、キノコなど)を商売にしている人は、そこには立ち入らないようにして注意はしておりました。


最近は、うっかりすると、どう見ても栽培しているものまで採って行く人もいますから、そうなると盗人っていうものですよね。


だから、山主がこういう形で山留めをしたり、看板を立てたりというのは今の世の中では、仕方がないという感もあります。

でも、これはとても不幸なことだと思います。

それを生業としていない人の山であるならば、入山する人がマナーさえ守ってくれればこんな手間をかけなくていいはずですし、、こんな余計な神経を使うこともないでしょうから。

それに、張り紙と看板とも脅し的な書き方で、看板の方なんて、ここに街中の神社の所有地なんぞあるはずがないだろうって、突っ込みたくなります。


私は、少しばかりの寺院所有の山の主側としても、山が好きであちこちに入らせてもらっているという立場の一人としても、こんなことをしなくてもいいようにしたいものだと思っています。


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2010.09.10:あら

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