なあまずノート
▼青空
おはようございます。
今朝は、やや薄曇り、涼しいようですが、これから気温が上昇しそうですね。
皆様の地域では、いかがでしょうか。
さて、昨日は一日カラッとした暑さの一日でした。
画像は、朝の大師山。
大荒沢のちょうど向かい側にそびえる803mのこんもりと丸い形に見える山です。
この山は、その名の通り、弘法大師が湯殿山を開山の折り、最上川をさかのぼって田沢の地に着き、田沢寺の大先祖に当たる法印の庵に宿をとり、さらにこの山に登って山頂で護摩の修行を行った場所だと伝えられております。
ゆえ、大師山と呼ばれるようになりました。
その際、大師山から見た大荒沢が霊地(聖地)と感じられ、お不動様をお祭りしたのが大荒沢不動尊の起原とされております。
大同3年(西暦808年)のことで、ただし残念ながら文献は残っておりません。
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陽気に誘われ、布団などの寝具を一気に天日干し。
洗濯。
気分がいいですなぁ。
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午後、お寺でもコミセンでもたいへんお世話になった方の告別式がありました。
91歳になった三郎さんというお爺ちゃんです。
お爺ちゃんというには申し訳ないぐらい、小柄ながら筋肉の付いた立派な若々しい身体つきでした。
それは、若いころから汗水を流して、農業と山で炭焼き、それに井戸掘りや土建など様々な仕事を頼まれると、マメに対応してきたからなのでしょう。
コミセンの雪囲いも、お任せして、昨秋もしていただきました。
そして、常に明るくユーモアのある、笑いを忘れない人柄が何よりも大好きでした。
また、権力を盾にする物言いをする人に対しては、けして妥協しないという、反骨心もお持ちでした。
寺で、コミセンの応接室で、一服しながら三郎さんと話すのが楽しみでした。
この春まで車を運転していらしたのに…。
こんな青空、お見送りするのに、ぴったりの日ではなかったでしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。
画像 (小 中 大)
2010.09.06:あら
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