なあまずノート

▼営々と

日曜日の朝、6時ちょっと過ぎにお寺の電話が鳴った。
この時間にかかってくる電話というと、「檀家さんからだろうなぁ」と身構える。
やはりそうで、町内に住む檀家さんのおじいさんがお亡くなりになったとのこと。

未明、4時ごろに入所している介護施設でらしい。
準備を整えて、枕経をあげるためにお宅に向かった。

地区の戦没者合同慰霊祭と法類のお寺様のご法事が予定されていて、なんとか時間に間に合うことができた。


隣町にある瑞光寺さまで、敬愛する先輩僧侶F師の父上の三回忌である。
本坊から少し離れた、本堂で法要を行った。

丘の上に建つお堂は、なんとなく丘の上の小さな教会のようにも見える(失礼)。
とてもロケーションに恵まれたきぶんのいい場所に瑞光寺本堂がある。


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先代のご住職は、年配の方にも私のような小僧にも、地域の方にも分け隔てない接し方で愉快な方でありました。
現住職のF師も、知識豊かで愉快な方なのであります。
直会もゆっくりさせていただきました。


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本坊の裏には蓮池があり、びっしりと花を咲かせておりました。


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この境内地には、古い草木塔と、平成9年に有志によって建立された現代の草木塔が建立されています。


何代もお付き合いを続けているお寺です。
こちら田沢と同様に山里にあり冬は深い雪の中に暮らします。
そして、地域と関わり合って生き続けております。





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2010.08.30:あら

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