なあまずノート

▼地域を動かす力

お祝いの宴でお酒を飲んで、そのまま蔵高宿に泊めてもらった。
久しぶりに夜中まで深酒をしたものの、野菜中心の特性メニューのせいか、胃の調子は悪くなさそうだ。

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それにしても、蔵高宿の朝は早い。
もう、ふれあい市場という、伊佐沢の産直に出すものの準備や、6時半から始まる出品者の受け入れ開始などで、私が目覚めたころには、なにか一日が動き始めたという感じである。

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朝霧が立ち込め、夏から秋に向かっているという雰囲気を醸し出している。
蔵高宿の目の前にある、ふれあい市には、6時半〜7時半までの間に生産者が品物を持ち込むことになっていて、蔵高宿の仁くんと麻ちゃんのがその担当に当たっているらしい。

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7時を過ぎても、ドンドンと軽トラックやワゴン、バイクで来ている人もいる。
いかにも生産者という感じの人ばかりではなくて、自分の畑で採れた余分の物を持って来てみた、というような雰囲気もあり、これはいいことだなぁと思う。

自分の住む地域で、こういうことをできないものだろうか、そんなことを考えて何年か過ごしてきていた、結局、コミセンに関わる仕事の中ではできずに終わってしまっていたからである。

もちろん、生産者でもない自分が言うのもおかしいことなのだが、売る場所を持っていながら地域がまとまらない歯がゆさを、ずっと課題として抱えている。

春からお寺に身を置き、この立場で何かできないものだろうかというのが、これからの目標の一つでもある。

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そんなことを想い考えて帰宅したのでした。


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2010.08.26:あら

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