なあまずノート

▼『カイチュウ博士のオトコ強化論』

藤田紘一郎 著   双葉新書

さて、書名の横にサブタイトル「日本人の精子が危ない!」とあります。
いやはや、これはどうしたことか。

自ら、カイチュウをお腹に飼っていることでも知られている藤田博士が、日本人男性(女性も)へ、生と性を通して日本人の(だけじゃないけど)これからについて語っている。

いやぁ、怖いというか身につまされると言うか、コワイ怖い。

まず、データを上げている。
諸外国とも比較して、日本人の各年代でセックスの回数が少ないこと。男性の精子の数が少なく、動きも弱くなっていること。
これ、調査をしデータをとった方々に敬服します^^;
日本人の生活における清潔感とか環境が昔と大きく変わってきたことが原因にあるとしている。

それから、セックスについて。
これは、日本の文化や社会のストレスによる影響により、なぜ日本人がセックスしなくなった(?!)のか言及している。

ならば、どうしたらよいのだろうか。
ということなのですけれども。

「セックスをする必要はありますか?」と、そんな疑問を持つこと自体が日本の男性の現状が危機的状況にあると、著書は言っております。
セックスというのは「やりたくて仕方がない」という本能で行うものだと思っていると、しています。

そうかもしれぬ。

そこんとこが弱ってしまってる、ならばそれをなんとかしなきゃ、というわけですよね。

確かに、少子化問題どころか、人口減少社会化問題。

日本男子の一人として、うむむむむと唸っているのであります。
画像 ( )
2010.08.08:あら

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