なあまずノート

▼『女は男の指を見る』

竹内久美子:著  新潮新書

竹内久美子の本は面白くて刺激的で、そして怖い。
そんな思いで、ついつい読んでしまう。

女は男の指を見る。
ふむふむ。
そういえば、雑談の中で、セクシーな指の男について、女の人たちを話したことがある。
それには、ちゃんとしたいい男、というか優れた遺伝子獲得のための雌のしたたかな品定めという理由があったのだ。

自分の手の平を上にして、眺めてみる。
5本の指が同じような長さに揃った肉付きの良い…、セクシーとはいいがたいものであります。

人差し指に比べて、薬指が長いという特徴が顕著である場合、そうでない場合と比べて、年収が多かったり優秀なプロスポーツである選手の確率がかなり高い。
そう聞いたら、なんだか心穏やかではいられませんよね。
私だけでしょうか?

最後に、竹内久美子は「そうでない場合でも心配することはない。ちゃんと、普通という名の才能を用意しているのだから」「普通という才能に乾杯」と締めている。

でも、なんだかなぁ…。
やっぱり、この人は怖い。
画像 ( )
2010.07.21:あら

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