なあまずノート
▼一般道の旅 Q 金沢で旧友と会う
金沢には、京都の本山での修行時代の同期だった聖子ちゃんがいる。
昭和59年の春に本山から戻ったのだから、それからでも25年も経っているのだ。
この間、便りのやり取りはあるものの、最後に顔を合わせたのは15年以上前かもしれぬ。
当時、高校を卒業したてでやってきた彼女は、40代も半ば近くになっているわけだ^^;
兼六公園で聖子ちゃんと待ち合わせた私たちは、あい変らず元気で3人の母親とは思えないほど生き生きした女性になっていた。
サッカーで怪我したせいで、階段などでちょっと大変そうなのを除けばである。
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町屋を歩きながら、昔話をし、今の話を延々とした。
準別格本山の跡取り娘に生まれ、お婿さんを迎えて幸せそうにしている。
近江町市塲に行き、昼食。
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食事をしながらまた話す。
女子サッカーの全国大会に出場することを目標に頑張っているらしい。
10代の少女はちょっと派手目のねえちゃんになった。
私も40代後半のおっさんになった。
けど、彼女からあふれるような元気を分けてもらい、にこやかに、「じゃぁねアラさん!」と別れて行った。
金沢はおっきい。
もう一つの町屋。
21世紀美術館などを見ているうちにたちまち時間は過ぎてしまった。
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町屋の一角にある和風の喫茶店で、「もう、京都へ行くのは時間的に難しい」という結論を出した。
京都はまた今度来ようと、車を岐路に向け富山に戻ることにした。
2010.06.23:あら
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