なあまずノート
▼B 川西町玉庭 柴引の草木供養塔
川西町柴引というところに、最古の草木塔が建立されてから17年後の寛政9年(1797年)建立と記されている「草木供養塔」が建っている。
加藤さんという個人の屋敷に建てられているというので、探してみた。
村社「海渡神社」という荘厳な雰囲気のある神社の参道近くにその場所を見つけた。
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その加藤さんのお宅はすでに長らく人が住んでいない様子であった。
この地域の山村も過疎が進んでいると考えられるので、移転されたのだろう。
近所にも誰もい人影がなく、家もないので黙って勝手に敷地に立ち入らせてもらったm(_ _)m
しかし、その草木塔が建てられている屋敷内まできれいに草が刈られているので、きっとこの石碑の維持をなさっている人がいるのだろうと感じた。
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もともと神社近くの道路沿いに建っていたという記録がある。
なるほど、草木塔の隣に建つ石碑はよく道路端で見かける姿をしている。
どのような経過なのかは不明。
道路の拡張・整備に関わり、安全な場所に移転したという見方がオーソドックスだろう。
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塩地平や大明神からは10qぐらいの距離だろうか。
隣村になるのだが、昔から玉庭と田沢の交流は多い。
しだいに伝わってきても不思議ではない。
けれど、この17年という年月はどう考えたらよいのだろうか?
入田沢と玉庭柴引の間に、中間の年代に建てられている可能性はないのだろうか?!
興味深いことであります。
画像 (小 中 大)
2010.06.15:あら
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