なあまずノート

▼田沢の魂

おはようございます。

昨夜からの雨で、涼しい朝を迎えている田沢です。
皆様のところでは、いかがでしょうか?!

さて、昨日は地区の財団が祭主のお祭り。
まず、大峠トンネル付近の山中に鎮座する不動尊。
標高600mぐらいになると、風が爽やかで、緑も濃いですなぁ。

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それから、大峠トンネルから1.5qほど戻ってきて八谷集落にある山の神様。
元々は十数戸の集落があったものの、約二十五年前に残った4戸が移転してゆき、集落は無くなりました。

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そして、さらに口田沢へ戻り上中原の「草木塔」で、供養を。

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草木塔供養を行っているのは田沢ではここだけ。
毎年ビデオ撮りや、取材の人がやってきます。

午前中で3か所の祭事と供養、体力がいります。
もう、祈祷というのは「俺、もうこの祈祷で死ぬかもしれない」という感じがすることがあります。

礼拝する対象は、仏像やご神体といったお姿ではあります。
けれど、向き合っているのは、その背景にあるもの、或いはその先にあるもの、という感じを持ちます。
神物と語り合うというか感応しあうというか、言葉にするのがちょいと難しいのですけどね。
または、自分の心と向き合う行為でもあるようにも思います。

へとへとです。

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田沢は、もともと山や野で林業を主として生きてきた地域。
自然の厳しさと自然の恵みを知っている人が生きてきた山里です。

その心は、こうした催事を通しても受け継がれているのですね。

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2010.06.14:あら

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