なあまずノート
▼『旅する力』深夜特急ノート
沢木耕太郎の『深夜特急』といえば、長く若者の旅のバイブルのように読まれ続けている一冊だと思います。
著者が香港をスタートに旅に出た時の年齢が26歳。
もう、四十年近い年月が流れているのですね。
しかし、現代でも依然として若者に読まれています。
「とりかえしのつかない旅」という表現を用いている通り、どんなガイドブックにもない、まさに自分の旅だったのでしょう。
自分にとって最初の旅はどれだったか、思い出してみた。
その一つに、小学生の頃、自転車で小さな峠を隣の地域まで行ってきた。
もちろん親には内緒で。
初めて自分の足で歩く町は新鮮でなにか不安で…、今思ってもドキドキする。
そして、夕ご飯までなにくわぬ顔で帰ってきて、何もなかったようにしていた。
けれど、誰かに話したくて、結局ばれて叱られましたっけ。
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2010.03.21:あら
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