なあまずノート

▼「一箱古本市の歩きかた」

南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)著 光文社新書

ライター・編集者にして「一箱古本市」の仕掛け人として知られている著者なのですけれど。

一箱古本市というのは、段ボール箱一箱分の古本を持って会場に集まり、それぞれが店主になってお客さんに売り、また店主とお客さんが本を介して交流を楽しもうというイベントのようです。

東京の「不忍ブックストリートの一箱古本市」がその始めであり、知られています。
谷中、根津、千駄木の様々な店舗の店先で一箱分の古本の店を、いろんな人が工夫を凝らして店を出し、本好きの人が方々から集まってきて、地域もにぎわっています。

全国あちこちに広がってもいます。

仙台では「Book Book仙台」というイベントが数年前から開かれています。
昨年の連休時にけやき通りで開かれたとき、ミニコミ誌のメンバーで参加。
30店(30箱)ぐらいが通りの歩道に思い思いに店を出しており、私たちも楽しんできました。

本にかかわり、地域にかかわる面白いうごきだと感じます。
画像 ( )
2010.02.18:あら

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