なあまずノート
▼(81)変見自在 『サダム・フセインは偉かった』
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このシリーズも漸く文庫化し始めましたね。 この本自体が「英国がビルマを苛める理由」で始まりますが 未文庫化なものでは、個人的には 「変見自在 スーチー女史は善人か」が出色だと思います。 次が 「変見自在 オバマ大統領は黒人か」かなあ。 山本夏彦は最近になって昔の作品をハードカバーで出し始めました。105円縛りで集めるのも楽しいものです。時事批評もさることながら某所にも書きましたが「完本 文語文」がベスト。 あとは終わってしまったけれど高島俊男「お言葉ですが…」シリーズかなあ。連載読みたさに雑誌を買うことは少なくなりました。例外は中野翠でサンデー毎日の連載を一年分をまとめて刊行するモノ(昨年は「ごきげんタコ手帖」)がウン年来の年末の風物詩です。 最近はむしろ出版社の広報誌が面白いです。個人的には「ちくま」。2月号のなだいなだ「人間、とりあえず主義」は「ウィキリークス支持」です。支持を訴えた人では最も早いひとにはいるのじゃないかしら。
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