多田耕太郎BLOG

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これまで、長春の街の中の満州国に関わる施設や建物などは大分見学していますが、ほとんどの施設名称の頭に「偽満」という、文字が付いています。例えば、偽満州国務院とか、偽満皇宮博物院とかです。最初に長春を訪れたときに覚えた違和感は何度訪れても変わらず私の中にあります。そんな事を含めて、ハンナ先生と今日、明日のスケジュールなどを話しながら、長春賓館で朝食を済ませ、第一の目的地、旧満映撮影所へタクシーで向かいました。入り口の門のところにある管理室の中には三人の係員が居ましたが、見学したい趣旨を告げると、にべもなく「駄目!」というだけでした。多分、まだ改修工事が終わっていないのでしょうが、何の説明もなく、とても残念な思いをしました。写真は、その門のところから建物の正面玄関を写したものです。甘粕正彦が理事長時代、バルコニーの上に立って出勤して来る社員達を眺めていた場所だそうです。
ハンナ先生が、何度か交渉しましたが埒があかず、またの機会にと引き返し、偽満皇宮博物院を見学して、白城市への汽車時間まで過ごすことにしました。偽満皇宮博物院を訪れるのは、今回で四度目ですが、周辺施設やそれぞれの展示物が訪れる度に整備されているのが見て取れました。8月3日の午前です。
2010.09.06:多田耕太郎:count(2,122):[メモ/中国 東北地方旅行記2010]
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