多田耕太郎BLOG

中国旅行のブログを書いている間に、季節は秋になっていました。という感じです。
私のところの田んぼは、「ひとめぼれ」という品種を作付けしています。
今年の真夏の高温続きで、「コシヒカリ」の食味としての出来具合が全国的に良くないと言われていますが、まわりを見渡してみると、山形でもやはり「コシヒカリ」は食味的には芳しくないだろうと思われます。という理由は、殆どの「コシヒカリ」が倒伏しているからです。広辞苑によると、倒伏とは麦や稲が台風や肥料のやり過ぎで倒れてしまうこと。ですが、今年の場合、真夏の高温と十分すぎる日照時間のために、本来であれば大豊作の出来映えになっていたはずの稲作が、量は穫れても質が劣るという状況になってしまったのです。
元々、「コシヒカリ」という品種は多めに肥料を与えると倒伏しやすく、多収穫を狙って栽培すると食味が落ちる性質を持っているのです。
まわりで何年となく「コシヒカリ」を作っている方に聞くと、今年はけっして多めに肥料を与えたわけではないのに、倒伏してしまった。原因は、稲作にとって条件が良すぎて肥料分の吸収が進みすぎたのだろうと言っています。
私のところの「ひとめぼれ」は倒伏しないで明日からの刈り取りを待っている状況ですが、はたして食味の方は?と考えていますが、内心、今年は最高の出来だ!と思っています。


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