多田耕太郎BLOG
中国、東北地方旅行記 その1
8月12日に帰ってきて、まとめて旅行の記録をブログに書こうと思っていたところに、20日過ぎに北朝鮮の金正日総書記が吉林省内の中朝国境を越えて吉林市に向かっているらしいという報道がありました。
金総書記が、私の今回の旅行で一番印象深い場所、集安市を通り抜けたことを知り、私が歩いた鴨緑江の鉄橋を列車で渡ったのだ、と思わず驚きました。写真に見えるのは鴨緑江にかかる国境を渡る鉄橋です。対岸の風景は北朝鮮の満浦市で、迷彩服を着ているのが中国人民軍の若い国境警備兵達です。彼らのいる場所から数メートル先が国境線で、私もそこまで歩いて行き、ペンキで簡単に赤い線が引いてあるのを見てきました。写真ではよく見えないかもしれませんが、線路の向こう側にも三人の人がいて、北朝鮮の国境警備に当たる兵士のようです。
この国境を渡る鉄橋は外国人には非公開らしく、ガイドの方からは見学の最中は警備の兵隊達の前では、決して言葉を発しないようにと釘をさされていましたし、対岸の北朝鮮の人達の姿がよく見えることで緊張しながら枕木の下に鴨緑江の増水した川面を見ながら歩いてきました。
8月5日のことです。
2010.09.02:
多田耕太郎
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金総書記が、私の今回の旅行で一番印象深い場所、集安市を通り抜けたことを知り、私が歩いた鴨緑江の鉄橋を列車で渡ったのだ、と思わず驚きました。写真に見えるのは鴨緑江にかかる国境を渡る鉄橋です。対岸の風景は北朝鮮の満浦市で、迷彩服を着ているのが中国人民軍の若い国境警備兵達です。彼らのいる場所から数メートル先が国境線で、私もそこまで歩いて行き、ペンキで簡単に赤い線が引いてあるのを見てきました。写真ではよく見えないかもしれませんが、線路の向こう側にも三人の人がいて、北朝鮮の国境警備に当たる兵士のようです。
この国境を渡る鉄橋は外国人には非公開らしく、ガイドの方からは見学の最中は警備の兵隊達の前では、決して言葉を発しないようにと釘をさされていましたし、対岸の北朝鮮の人達の姿がよく見えることで緊張しながら枕木の下に鴨緑江の増水した川面を見ながら歩いてきました。
8月5日のことです。