ノート
▼ただの自分
最近、学生時代の友達との関係が、一緒に過ごしていた時以上に深まっていることを感じています。
何となく近くに居た時には見過ごしていたことが、お互い社会に出て、環境が変わったことで気づき始めているのかもしれません。
人はいつも何かの役割を担っているのかもしれませんが、全く利害関係のない友達とは「ただの自分」で居られます。
そこに居る自分は、そこから何かを自分に取り入れようとしているわけでもなく、ただそこに居て内側から湧いてきたもので動いて、相手のそれをただ受け止めている感じなのだと思います。
本来の人との関わりについて、思い出させてくれる貴重な時間です。
連休中、大学時代のバイト仲間からメールがありました。
彼女はバリバリ理系で研究職として大企業に就職し、その後退職し大学で助手として研究を続けているのだとか。
10年も会ってなくて、年賀状のみのやり取りで、5年前の退職を今日知りました。
私の状況を知らないのは彼女も同じ。(激動の仕事人生を歩んでいますから)
でも、「ただの自分」ってところは変わっていないんだろうなあと感じられる人で、いつか絶対会いたいと思う人というところは共通しているんだと思います。
人は所詮「ただの人」で、そんな自分に気づくことで、地面を感じ、根底で繋がっている人や物と共感していけるのかしれません。
2008.02.11:taca5
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