「祥の家」 上棟

  • 「祥の家」 上棟

祥の家は在来工法で建てます。
今、日本の森林は造林された木材が伐採時期を迎え、たくさん木材を利用できる状況です。
しかし、それに対して建築資材などとして使われる量が少なく、つまり、
木が成長する量(使用可能量)が今使われている量(現在の使用量)を
超えている状態だそうです。
森は伐採し、植付、下刈、間伐などの手入れをし、
木を成長させまた伐採していくというサイクルを続けていく事で、
健全な森林が育ち、川が清らかになり、海が育ちます。
木材をたくさん使う事でさらに森林が成長し二酸化炭素の削減にもつながります。
そのようなことから、柱や梁といった構造材は出来るだけ山形市産材を使う事にしました。
柱・梁には木片を接着剤で合わせた集成材があります。
集成材は大きな節や割れなどの欠点を取り除いた木質材料なので
安定した強度性能を持っています。
無垢の木材は割れ、ねじれや反りといった欠点があります。
集成材に比して安定した強度がないため、
断面寸法で、無垢の木材の強度をカバーしていきます。
また、割れはさほど強度には影響が少ないそうです。
祥の家では土台にカラマツ、柱には杉、梁には杉一部米松の集成材を使用しています。
11月下旬から12月と天候不順な日が続きましたが、ようやく上棟の日を迎えました。
ここまで無事工事が進んできた事への感謝と、
これからの工事の安全、そして竣工後も建物が安泰である事を祈りました。
工事関係者に集まっていただき、家族全員共々拝礼をしました。
餅まきは、私、息子、孫と三人が行いました。
長期優良住宅の「祥の家」は三代に渡って住み続けることになるでしょう。

2014.12.22:syo-kk:[コンテンツ]

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