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 ついにツアーも北上に入ります。東北での最初のライブは福島県郡山市。郡山#9(シャープナイン)でのライブです。
 まず1曲目は「星色銀河」。ここ郡山にも、しっかりと星色を広げていきます。ゆっくりと広がっていくこの曲の世界は、東北の夜空がよく似合います。
 “みなさんと楽しい時間を共有してまいりたいと思います。”と始まった2曲目は「Fantastic World」。そして続けて「桜吹雪」。SWITCH STANCEを初めて見るたくさんのお客さんの前で、少し硬くなっているようにも感じられましたが、曲が進むにつれ、だんだんと表情も和らいでいる気がしました。
 “最近、売れたくて音楽してるわけじゃないことに気づいたんですよ。蛍は人間に愛されたのに、蛙は人間に愛されなかった。俺も愛されたかったけど、変わりものだからね。愛されなかったわけでもなくもない…。”というギターの御田さんのMC。そして続いては「とのさまがえる」。このツアーに合わせて出来上がった新曲。今までになかった、曲のほとんどをギターの御田さんが歌うこの曲。穏やかな曲でありながら、激しくもなる、新しいSWITCH STANCEの一面を象徴するような曲です。
 そして最後は「ひとのやさしさ」。最近はあまりライブで演奏しなかったこの曲。久しぶりです。今回の北上ツアーでは、この曲と「とのさまがえる」を軸に展開していくそうで。もしかしたら、最もSWITCH STANCEらしい曲なのではないでしょうか。

今回のライブは、出演の6バンドのうち3バンドが県外からのツアーバンドというライブでした。今日のライブで、メンバーのみなさんも課題を見つけたようでした。次は翌日、場所を宮城県仙台市に移してのライブです。