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【2013/12/01 山形新聞】ニューイヤー駅伝、応援歌できた 選手たちにエール送る・南陽

 元日の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)に初出場する南陽市役所陸上部を応援しようと、同市法師柳のシンガー・ソングライター須貝智郎さん(61)らが応援歌「未来へ」を作った。12月8日には市民参加型の公開録音を企画。「応援している市民の思いを歌で届けたい」と、全国の舞台に立つ選手たちにエールを送っている。

 学生時代は陸上競技に青春を懸け、県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)の南陽・東置賜チームの一員だった須貝さん。高校時代からの知り合いで、県縦断駅伝でもチームメートだった塩田秀雄南陽市長との懇談で、ニューイヤー出場が決まったときには応援歌を作る約束をしたという。

 「選手たちが練習する姿も見てきた。地方自治体のチームが並み居る大企業などのチームに交じり、ニューイヤーに出場するのは大変なこと。まさに快挙」と須貝さん。選手たちを思いながら書いたという歌詞では、自身の経験も踏まえ、長距離ランナーの心情や困難に立ち向かう姿を表現したほか、夢や未来という明るい言葉もちりばめた。

 須貝さんと一緒に音楽活動をしている同市宮内のシンガー・ソングライター・OSAMUさん(53)が、ロック調の曲を付けた。「長距離走者の走るリズムに合わせた」とOSAMUさん。須貝さんも「気分が高揚する応援歌ができたと思う」と笑顔で話す。

 さらに多くの市民に一緒に歌ってもらいたいと公開録音を企画。8日午後1時半から、南陽市中央花公園で開催する。「うまくなんかなくてもいい。応援する気持ちを込めて歌ってくれればいい」と須貝さん。録音したCDをチームにプレゼントするほか、千羽鶴も贈る予定で「1人1個以上折り鶴を作ってきてほしい」と参加者への協力を呼びかけている。



ニューイヤー駅伝に挑む南陽市役所陸上部への応援歌を作った須貝智郎さん(左)とOSAMUさん=南陽市


「未来へ」

ほとばしる汗 熱い鼓動
未来へ走る たくましいランナー
けわしい道も 乗り越えられる
競い合うこと 立ち向かうこと
君は今 輝いている

あきらめないで くじけないで
夢追いかける 孤独なランナー
強い力は だれにでもある
川を上る 魚のように
君は今 輝いている

生命(いのち)をつなぐ たすきのバトン
ひたすら走る ゴールめざして
君は今 輝いている
ふるさと南陽 みんなのバトン
ひたすら走る ゴールめざして
君は今 未来へ



南陽市役所陸上部公式サイト

2013.12.02:supobun:count(1,450):[メモ/  南陽市役所陸上部]
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