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南陽市産品のブランド化戦略に力を入れる同市は、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」を活用し地元企業のPR映像を発信する初の取り組みをスタートさせた。手始めに3社の動画が3月から順次公開され、今月24日現在で1000回超視聴された企業も。2012年度も製造業を中心に5社を追加する計画だ。
 伝統と革新を備えた同市の優れた企業を、親しみやすい映像で広くアピールする市企業情報発信事業。初年度の11年度、市商工会から推薦された宮城興業(革靴製造)、山形食品(清涼飲料製造)、石黒製麺(製麺)の3社を取り上げた。
 モノトーンを基調とし製造工程を印象的な映像美で紹介した宮城興業。都会の両親に娘から「山形の味」が届くというストーリー仕立ての山形食品。南陽ブランド推進キャラクター南陽子(みなみようこ)が登場しクイズを出題する石黒製麺。各社と映像制作委託業者が工夫を凝らし1本3分程度にまとめた。
 「優れた技術、製造ラインを目に見える形で伝えられるのが動画のメリット。ネットが普及した現代、ユーチューブを通じて全世界へと情報発信できる」と市商工観光ブランド課。動画はユーチューブサイトのほか、南陽ブランド推進ホームページhttp://www.nanyobrand.comでも閲覧できる。


 


2012.04.25:supobun:count(1,662):[メモ/⇒南陽の企業]
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