サンシャイントライアル
▼初めてのサントレガイド 3
車輌準備編
●保安部品は念入りに点検してきてくださいね。
車検落ちで走れないほどつまらないことはありません。
ただ、主催者は蹴落とすために厳しい車検をするわけではありません。
たとえばウィンカーがつかない車両をそのまま走らせて、 一般車両を巻き込んだ交通事故が発生した場合、ここ日本では主催者責任にまで話が及びます。最悪大会の存続がかかってきます。いや、最後だからこそビシッと決めましょう。
ひとりぐらい・・・、ちょこっとだから・・・ の甘えでみんなの楽しみを奪わないように、ご協力ください。
特にエンデューロ系の方は保安部品付きツートラの車検が経験無かったりします。
基本的には灯火類がすべて点くか?ホーンが鳴るか?なんですが、見落としがちなのが後部反射鏡(リフレクター)です。ナンバーを上げたりテールを小型化されてる方は要注意です。
そうそう、これも義務ではないんですが、保安部品のガラスやレンズ面に透明テープを貼ってきていただけると、万一破損した場合に破片の飛散や怪我を防いでくれます。山にはなにも残さないように。(^^)v
ブレーキの効きや足回りのガタ、レバーの先端の玉なんかは皆さん自身や周りの方を守るためのお約束です。きっちりチェックしてきてくださいね。
●もうひとつお願いは「お静かに」です。
昨今排ガス規制の強化に伴い、参加車両の4スト化が進んでまいりました。
ご存知のようにサントレは山の中だけでなく、里山、住宅地、市街地等も移動コースに取り入れています。民家の軒先、庭先を通していただくことも珍しくありません。
山形はとっても静かなところです。スタッフは通過地区の区長さんにご挨拶周りをしながら、地元の方々のご理解とご声援を受けられるよう準備してますが、すべての方が歓迎しているとは限りません。突然オフロードバイクがぞろぞろと家の前を通過するのを、不快に思われる方もいらっしゃるでしょう。
そこで皆さんにお願いです。出来るだけで結構ですので、排気音が静かなバイクに仕上てきてください。サイレントインナー(インナーサイレンサー)が装着可能ならば、極力付けて来て下さい。スーパートラップタイプならせめてディスクは5枚以下でお願いします。
規則で縛ったり、騒音測定したりは諸般の事情でできませんし、罰則も何もありませんが、決められたからどうこうするんじゃなくて、参加者の皆さんの「走らせてもらってありがとう」の気持ちを自発的に形にしていただけたらと思います。
「今時爆音響かせて山を走るのはかっこ悪いんだよ。俺のバイクのほうが静かだぜ」なんて意識が根付いてくれたら、なんて考えてます。
当然ですが、地元の方に出会ったら、徐行してにっこりスマイルでご挨拶ですよね?(^^)v
※トラ車の場合でも、特にモンテッサCOTA 4RTはエンドキャップを必ずつけてきてください。
2009.06.12:とれっくと〜ちゃん
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