サンシャイントライアル

▼移動はゆっくり&セクションはサクサク

セクションに着いたら、必ず下見をしてください。ほかの人のトライの邪魔にならないように注意して、セクションの中に入って歩いてみましょう。トレッキングはご自分の「読み」と「イメージ」が勝負です。どこをどう行けば良いのか?ほかの人の走りを良く見て十分に自分の走り方を組み立ててください。失敗したときに「下見しなかったから・・・」という言い訳は一番かっこ悪いですよ。
下見の際余分な荷物はセクション出口に置いておくと良いですよ。ただし、次の移動時に忘れないように。

でも本題はこちらです。

過去においては大人数のグループでで楽しむあまり、多数のタイムオーバー(失格)を出した苦い経験がありますが、だからといってむやみに移動路を飛ばされても危険ですし、地元への印象も極端に悪化します。サントレは決して「レース」ではありません。あくまで「ツーリング&トレッキング」です。移動はできるだけ、あまり集団にならずにパラパラとのんびりと景色を楽しみながら走っていただくのが理想です。

そのためにはセクション滞在時間をできるだけ短縮する工夫をお願いします。
(でも下見はさぼってはいけませんよ。)
例えば1人平均1分のセクションがあったとします。仮に3人組みで下見5分+連続トライ3人なら合計8分です。ところが仲間の1人が走り終わるまで、サポートで立って、その後列の後ろに並んだとすると簡単にプラス5分〜10分遅れてしまいます。また近くの同じグループ全員のトライを見てたりすると滞在時間は加速度的に膨らみます。この積み重ねがタイムオーバーの元です。

そこで登場するのが「助け合い」です。
もしトライに失敗して転倒5点又はタイムオーバーになった場合、ライダーはもがいて疲れきってる可能性が高くなります。トライアルの世界では車重が軽いことも合って、「自力リカバー」が基本のようで、放置されるシーンを良く見るのですが、トレッキングではそうもいきません。そこで仲間が助けに来るのを待つのではなく、「お近くの方の援助」をできるだけお願いします。起こすのを手伝ったり押してあげたり、声をかけたりテープを持ち上げて退避路を作ったり・・場合によっては代行でだしてあげたり。そうすればグループ内連続トライがやりやすくなり、次への移動が早くなります。
ちなみにオブザーバーは審判ではあっても、お助けマンではありません。負傷してない限りは周りの参加者に「ヘルプお願いしま〜す」って叫ぶことになってます。(^_-)-☆
ご近所で走るのも何かの縁です。参加者同士が助け合って、会話が増えれば、次のセクションで声援のひとつも飛び出したりします。苦労を共にすれば打ち解けも早くなります。お友達作りも大事なお仕事ですよ。
(ハンドル名の名札つけたり、メアドの入った名刺交換なんて出来れば最高っしょ?)

それと大所帯のリーダーさんは「小分け」も検討してくださいね。
3人X2グループを2人X3グループにすると、2人終わった時点で先に行っててね、が可能になるので、トータルでのスピードアップになります。ただし、1人移動だけは絶対にやめて下さい。

●2008.06.12
●とれっくと〜ちゃん
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