まい　うぇい。うぇいうぇい。

正直に言うと、今まで別に看護師になりたいなんて思ってなかったよ。

幼稚園の時から、ぱぱんに「お前は看護師になるんだよ」って洗脳されてきた(マジ)

高校決める時も、「看護師なるなら山辺だね」って勝手に決められた。　　　　　　　　中３のときとかほんとあほだったから当たって砕けろ精神でここを受験して、なんとか受かったって感じ。

でも、高２のときに、きっと人生で最大となるだろう怪我をして入院して、そのときに担当してくれた看護師さんがほんと神で。こんな人になりたいなって思った。

だから今は本気で看護師なりたいと思ってる。まあ、きっかけはどうであれ、結果オーライってことでぱぱんあざし。

雪がすごく降っていた日、患者さんと窓から景色を眺めていたときのこと。

「私の住んでるところはね、春になると桜がとぉってもきれいなの。あなたにも見せてあげたいわ」

私は「そうなんですか～、じゃあ来年見に行かなきゃですね」と冗談で言ったつもりだった。その人は少し認知力が低下していて、きっと覚えていないと思ったから。

状態が落ち着いてきたため、退院が決まった。家族が迎えに来て、病室を出ようとしたとき、

「桜、見においでね」

と言った。

あんなちっぽけなことも覚えていてくれて、本当に嬉しかった。桜、見に行きます。