農場日記

▼ラ・フランスのこだわり紹介@

本日は、当社の生産組合でラ・フランスの生産を行っている、佐藤和宏さんのところに行ってまいりました。

梨畑で撮影した、佐藤和宏さん
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農業一筋の佐藤さん。現在はさくらんぼ、ラ・フランスを中心に、りんご、紅柿、米の栽培を行っています。
ラ・フランス栽培を始めたのは25、6歳の頃だそうで、約30年間、ラ・フランスの栽培を続けている、まさにプロ中のプロと言えます[画像]

佐藤さんは、元々ぶどうの栽培に使用していた平棚を、ラ・フランスに這わせ、ラ・フランスの平棚栽培を行っています。
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今は佐藤さんの地区では、平棚栽培が基本になっているそうです。

では、普通に木のまま栽培された実と、棚で栽培された実では、どう違うのか。

上にある写真を見ていただくと分かる通り、棚で栽培されているラ・フランスは、横に広がり、太陽の光が全部の実、葉に満遍なく当たります。
木で栽培されたものですと、どうしても下の方が太陽光が当たりにくく、実が小さくなってしまうのですが、棚栽培ですと、実がムラなく大きく成長します。実際、佐藤さんのラ・フランス畑では、4Lサイズの実が一番多く取れているそうです。
もちろん、太陽の光を一杯浴びた実は、糖度が高く味も良くなります。

さらに、この佐藤さん達の地区では無袋栽培が基本となっております。
一般的に、有袋栽培(袋に包まれて栽培)で育てられた実は着色が均等になり、見た目が綺麗になります。
見た目を綺麗にするには、実に光が当たるように、葉も少し摘む必要があります。
無袋栽培(袋をかけずに栽培)は、太陽の光を多く浴びて育つ為、糖度が増し、味が良くなります。
葉を摘むことにより実の糖度が落ちる為、葉はそのままです。

つまり、佐藤さんのラ・フランスは棚栽培、無袋栽培をすることによって最大限太陽の光を一杯に浴びて育った、とことん美味しさにこだわったラ・フランスなのです!!
見た目は有袋栽培のものに負けるかもしれませんが、味には絶対の自信が有ります。


しかし、通常、無袋栽培をすると虫が実に寄り付きますので、かなりの回数の消毒をしなければならなくなるというデメリットもあります。
しかし、佐藤さん達の地区では安全面の事も考え、農薬、消毒を抑える工夫も施してあります。

長くなってしまったので、続きはまた次の記事で書きます。
ラ・フランスのこだわり紹介そのAをお楽しみに☆


佐藤さんのラ・フランスのご予約はこちらから
ラ・フランスの食べ頃は判断が難しいので、佐藤さんが考えた食べ頃メモを同封します。
※保存しておく環境(気温)によってどうしても食べ頃が若干変化してしまう場合があります。軸周りを軽く押してやわらかく感じるようになり、独特の香気が出てきたら、食べ頃です。
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2011.10.25:sounousha

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