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きれいな心で願望を描く

きれいな心で描く願望でなければ素晴らしい成果は望めません。

強い願望であっても、それが私利私欲に端を発したものであるならば、一時的には成功をもたらすかもしれませんが、その成功は長続きしません。

 世の道理に反した動機に基づく願望は、強ければ強いほど社会との摩擦を生み結果的には大きな失敗につながっていくのです。

 成功を持続させるには、描く願望や情熱がきれいなものでなくてはなりません。つまり潜在意識に浸透させていく願望の質が問題となるわけです。

そして、純粋な願望を持ってひたすら努力を続けることによって、その願望は必ず実現できるのです。

宇宙の意志と調和する心
 
 世の中の現象を見ると宇宙における物質の生成、命の誕生、そしてその進化の過程は、偶然の産物ではなく、そこには必然性があると考えざるを得ません。

 この世にはすべてのものを進化発展させていく流れがあります。これは宇宙の意志ともいうべきものです。この宇宙の意志は、愛と誠と調和に満ち満ちています。

 そして私たち一人一人の思いが発するエネルギーとこの宇宙の意志とが同調するのか反発し合うのかによってその人の運命が決まっていきます。

 宇宙の流れと同調し調和をするようなきれいな心で描く美しい思いを持つことによって運命も明るく開けていくのです。

愛と誠と調和の心をベースとする

 人生においても仕事においても素晴らしい結果生み出すためには、ものの考え方、心の在り方が決定的な役割を果たします。

人を成功に導くものは、愛と誠と調和という言葉で表される心です。
 
 こうした心は私達人間がもともと魂のレベルでもっているもので、愛とは他人の喜びを自分の喜びとする心であり、誠とは世のため人のためになることを思う心、そして、調和とは自分だけではなく周りの人々みんなが常に幸せに生きることを願う心です。

 この愛と誠と調和を貴ぶ心から出てくる思いがその人を成功へ導いていく基となるのです。

高い目標をもつ

創業時、京セラは間借りの社屋でスタートをし、従業員が100人に満たないころから、京セラは世界的視野に立って世界の京セラへ前進するといってきました。

ちっぽけな会社でありながら世界に目を向けるということは高く大きい目標を持つことと同じです。高い目標を設定する人には大きな成功が得られ、低い目標しか持たない人にはそれなりの結果しか得られません。

自ら大きな目標を設定すれば、そこに向かってエネルギーを集中させることができ、それが成功のカギとなるのです。明るく大きな夢や目標を描いてこそ想像もつかないような偉大なことが成し遂げられるのです。

ガラス張りで経営する

 京セラでは信頼関係をベースとして経営が行われています。そこでは経理面をはじめすべてのことがオープンになっており、何ら疑いを差しはさむ余地のないシステムが構築されています。

 その一つの例として、時間当たり採算制度では、全部門の成績が全社員に公開されています。

自分たちのアメーバの利益がいくらで、その内容はどうなのかが誰にでも容易に理解できるようになっています。

 一方、私達一人一人も同じように心を開き、オープンに仕事をすることを求められています。

このように社内がガラス張りであることによって、私達は全力で仕事に取り組むことができるのです。

独創性を重んじる
 
 京セラは創業の時から独創性を重んじ、人の模倣ではなく独自の技術で勝負をしてきました。他社ができないといったものを喜んで受注し、全員が必死の努力でこれを作り上げ、結果として独自の技術を次々と確立、蓄積をしてきたのです。

 大河内記念生産特賞や科学技術庁長官賞を受賞し、京セラが大きく飛躍するきっかけとなったマルチレイヤーパッケージの開発は、正にこのことを実証しています。

 何としてもやり遂げなければならないという強い使命感を持ち、毎日毎日創意工夫を重ねていく、その一歩一歩の積み重ねが、やがて素晴らしい創造へとつながっていくのです。