有限会社コンサルネット

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時の勢いみたいなものがあって、物事がマイナスの方に動き出すと、「私にはこれだけしかない」、「こんな悪いところがある」という思いばかりになる。
マイナスに動き出した中では、どんなに努力してもダメなもの。
スポーツでもタイムをとる、すると流れが変わるときがある。
われわれも生きていく中でタイムをとることを覚えたらいいと思う。
にっちもさっちもいかない時は、ともかくごちそうを食べるとか、寝るとか。
朝起きたら、違う風が吹いているから。

(こころの天気図より)

つまずきのなかで暗中模索して頑張るしかないが、そんな時大事なことは「希望を失わないこと」。自分のやっていることを無意味だと思わないこと。
自分は何を得ようとしているのか、希望を失わずに、じっとみつめているといつかは光が見えてくる。台風というのは恐ろしいけど、10日も20日もは荒れ狂わない。いつかは晴れるんです。希望を失うとものが見えなくなり、せっかく良い兆しがすぐそばに来ていても、つかみそこなうから。

(こころの天気図より)

他人との間の越え難い線というのは、この世に生きている限り、だれもが感じるものであろう。それを乗り越えて関係をもつというのは、もしかしたらほとんど不可能に近いのかも知れない。
にもかかわらず、「やろう」と決意することが、愛するということではないかと思う。それが難しいことだとハッキリ認識した上で、あきらめず、関係を切らずに「やろう」としていくといつの間にか相手との関係が変わっていたりする。
急激な変化というより、夜が白々と明けるように・・・。
ハッとわかったという変わり方をしても、次にまた、わけがわからなくなって、ごちゃごちゃして、また、少しわかって・・・と、の繰り返し。漆を塗るようにだんだん光ってくる。

(こころの天気図より)

なんだかみんな「普通」というのがあると思いすぎているんですね。
で、自分だけ普通じゃないと思って嘆いているんだけど、
その嘆いている人のほうが、統計的には「普通」なんです。

(こころの天気図より)

西洋の場合は自我を確立しようとする際、女性でも「男性的自我」を確立するという形が出来上がっている。
それは困難を排除し、戦って勝ち抜いて自分をつくりあげていくという自我です。
今、日本人もこの西洋的自我を身につけようとしているが、日本人の場合は、周囲を常に入れ込んで、周囲と
つながりながら自分をつくっていく。だから自分が何かしたいときでも、周りがどう思っているか、とか、
大体はこういうことなんだろう、とか「察する力」が必要である。
日本の状況下では、会社などの組織に縛られている男性より、女性の方が男性的自我を持ちやすいといえる。

(こころの天気図より)

今は情報があふれていて、聞かなくてもいい情報もたくさん入ってくる。
あれをしろ、これをしてはいけない。そんな情報をいちいち聞いていたら、
そのとおりやれない自分がダメな人間のような気がしてくる。
大事なことは、自分が出来るようにしか出来ないということです。

(こころの天気図より)