有限会社コンサルネット

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EQとは自分の感情を上手に調整し、利用する事で、本来自分が持っている能力を最大限に生かすことが出来る知性のことです。一般に知能 (IQ) が高ければ物事を正確に処理する事ができ仕事が出来る人だと思われがちです。しかし、些細な事に動揺したり、怒ったり、他人の感情に鈍感で全く考慮しないなど、社会的知性の欠けている人だったらどうでしょうか。IQが高いからといってパフォーマンスが充分に発揮でき満足のいく結果が出ているとは限りません。人間は心理的に動揺すると論理的思考力、記憶力、集中力、判断力、学習能力が低下すると言われています。これを企業でみるならば、生産性の低下、事故の発生といったことにつながります。 総合的な社会的知性 =EQが高いと、対人関係能力や自己実現能力も高く、周囲の人から援助や支援を得られやすくなります。つまり、EQが高ければ本来備わっている能力や蓄積してきたノウハウが充分に発揮できる人的環境を自分で作り出す事が可能となります。
感情は、知らず知らずのうちに私たちの行動に影響を与えています。
よい結果を生み出す行動を取るために感情をうまく利用する、
その知能がEQ(Emotional Intelligence Quotient)なのです。



心内知性(自己の感情調整能力)
1.自己認識力
・私的自己意識:自分の気持ちをつかんでいるか
・社会的自己意識:他人から見た自分を意識しているか
・抑うつ性:過去の失敗や嫌なことを割りきっているか
・特性不安:新たなことに対して不安なく取り組めるか
2.ストレス共生
・自己コントロール:自分の感情を調整しているか
・ストレス対処:ストレスを上手に解消しているか
・精神安定性:精神的に安定してるか
3.気力創出力
・セルフ・エフィカシー:自分の能力・知識・経験に自信があるか
・達成動機:目標達成意欲や挑戦意欲があるか
・気力充実度:充実感や満足感を感じているか
・楽観性:物事を肯定的にとらえ、前向きに取り組んでいるか

対人関係知性(対人関係を上手に発展させる能力)
4.自己表現力
・情緒的表現性:喜怒哀楽の感情を素直に表現しているか
・ノンバーバル・スキル:表情、身振り、声のトーンなどを使いこなしているか
5.アサーション(意志疎通力)
・自主独立性:主体性や独自性をもっているか
・柔軟性:ものの見方や受け取り方が幅広く、多様性を理解し、受容しているか
・自己主張性:自分の考えや思いを率直に述べているか
6.対人関係力
・対人問題解決力:人間関係上のトラブル解決に積極的か
・人間関係度:人間関係を幅広く良好に維持しているか

状況判断知性(的確な状況判断と対応能力)
7.対人受容力
・オープンネス:自分から広くこころを開いているか
・情緒的感受性:他人の気持ちを敏感に察知しているか
・状況モニタリング:場の雰囲気や周囲の状況を観察しているか
8.共感力
・感情的温かさ:温かい心で他人に接しているか
・感情的被影響性:他人から感情的な影響を受けやすいか
・共感的理解:相手の立場に立って理解しようとしているか

EQは【EQ検査】によって判定可能であり、訓練によって伸ばすことができます。

これらの項目を測定し、全国のビジネスマンと比較し、【自分の強みと弱み】を分析できます。
また、【EQ行動特性検査の解説と自己開発指針】によりEQを伸ばすことができます。

ただいま、【EQ検査】を実施しています。ご活用ください。
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中国の老子のことばに、

士に三士あり
上士は道をきけば 大いにこれを行なう
中士は道をきけば 大いにこれをまどう
下士は道をきけば 大いにこれを笑う
笑わざれば もって道となすに足らず
というのがある。

人それぞれ立場が異なる。
平社員と同じことを管理者がやってはならない。
道とは、やるべきこと、生き方、考え方である。
視野広
乱気流の中で、安全航行する飛行機に必要な条件は三つある。
一つは、全天候で飛行できる機体であり
二つは、信頼度の高い質の良い燃料であり
三つめは、優秀なパイロットである。
常に磯体の点検、整備を十二分にし、余裕をもった燃料を積み込み、素質の良い乗員に、あらゆる状況を想定した訓練を行い、健康状況を最良のコンディションにして乗務させる。
企業でいうと、組織を常に経済情勢に合わせた状態にし、信頼度の高い、質の良い社員を十分に用意するとともに、人間としての充足感をもたらすよう心がけ、経営者自らもまた心身ともに健康で、正確な判断力と強固な意志力を持っていなければならない。
さて、運航に際してどのメーターを軸とするかが問題である。一方的な利益追求の姿勢か、あるいは商人としての本質に立つのか。見るべきメーターが間違っていると事故につながる。
金融危機、燃料、食料高騰、消費者マインドの冷え込みの中にあって、経営者は、企業をめぐるこの変化に即応した舵取りをしていかねばならない。ハンドルさばきも慎重かつ微妙に変えていく必要がある。
経営というのは、どのように損失を少なくするか、という発想で、ものごとを考えねばならない。今、安いから値上がりが見込める式で買っていては儲からぬものである。必要なものを必要なときに買う態勢にもっていく。
投機的な利益をねらうよりは、毎日、毎月、わずかでも儲かるようにもっていくことだ。高く売るより、早く売るほうが結局は儲けの率がよいのである。
商売とは、物と金との交換であり、また、それらの流れをつかさどるのであるから、取引を通して相互に有利になるようにするというのが原則であり、正義なのである。一円不足しても手形は落ちないし、また電車にも乗れない。こんなに努力しているのにという言い訳は通用しない。また、昔はこうだったは逃げ口上ということになる。
経営者は経営者らしく、その本質に徹した完全主義者でなければならない。

 この世に呱々の声をあげたときは一心不乱に努力するが、ある程度安定操業ができるようになると、とかく易きに流れがちになる。全力投球する厳しさは少なくなり、惰性による経営に陥りやすい。そこには新しい体制に挑む力も気迫もなく、進歩もない。

 “若さ”とは、未来に対する謙虚な姿勢である。希望にあふれ、自己満足せず、目標を貫徹せんと努力し、成長をつづけることである。それがためにも、創業当時にかえって考えてみる。全力投球した後の悔いのないあの頑張り。無理をきかして伸び切った振幅の広さにあらためてわが力を感じ、それを契機に能力がグンと向上していったあの思い出。

 ファイトに満ちあふれ、決められた枠に拘束されず、融通のある考え方をもち、現実を素直に直視し、力を自ら養い、失敗に卑下せず、未来におびえず、現実を一歩一歩改善していく努力をもちつづけ、押し進める態度……。そこには若さがある。

 中小企業は、もてる能力の二倍ないし三倍の荷をのせて、なおかつ安全運転できなければならない。定量に腹八分の運営をする大企業とはちがう。どうしても若さが必要なのだ。

 企業は永遠に生きつづけねばならない。若さを誇る経営とは、未来にわたって、継続して標準以上の利益をあげ、ライバルに負けることのない手を打ち、労使の結束を固め、つねに明日への準備ができていなければならない。貧欲に成長をつづけるためには、表面的な数値だけでなく、販売力・技術力・商品力・人材力すべてにおいて量より質で考えていかねばならない。どのようなことが起こってもビクともせぬ青年の力をもたねばならない。
 
 人は自分の能力がおよばぬようになると、とかく評論に走りやすい。逃げる。いいわけをする。他人に責任をふりむける。行動力もなければ対策もない。
このような状態を老化という。

 若さとは疲れを知らずに前進する力である。若さのある企業とは、成長する人が多い企業である。集中力があり精力的・行動的で・耐久性・弾力性に富み柔軟性がある。そして積極的・攻撃的でかつ適応力・回復力がある。どのような事態になってもヘコたれず挑戦する力をもち、つねに前向きで前進し、希望と抱負をもち続ける企業といえよう。

 つねに清冽な水が流れ、打てば直ちに響く会社。たえまなく成長への歩みをつづけるために努力しているかどうか、その度合いで企業の若さが判定されるのだ。

ビジネスは、物理学や数学に似ているところがあります。
いろいろなケースを想定し、評価関数(現況を数値に変換する関数)を見つけて、数値が最大になる方法を選ぶ。

世の中の複雑なものを単純化してみようというのが、物理学や数学です。
難しい中からエッセンスを抜き取る、という発想です。
この機会に、物理学や数学をベースにした経営手法がより明確にされてもいいのではないかと思います。

By飯塚哲哉

(プロフェッショナル仕事の流儀8FileNo.23より)

最も正しいコンセプトをつくるよりも、社員自らが決めることの方がすごく大事だと思っています。
つまり、正しさよりも、共感度の高さでコンセプトを選ぶわけです。
共感しているというのとは、社員の誰もが「自分はああいうふうになりたい」と思っているわけですから、
そこに向かって進んでいこうという推進力が生まれてくるんですね。
 By星野佳路

(プロフェッショナル仕事の流儀1より)

最も共感したとき、最もモチベーションは上がりますね。
自分で決めたという満足感もあります。