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他人を羨ましいと感じるときがある。
羨ましい気持ちが起こったら、それは自然に生じてきたことだから、
良し悪しを言う前に、それが何から来ているのか、考えてみたらどうだろう。
自分にとって実に多くの未開発の部分がある中で、特に何かが「羨ましい」という
感情に伴って意識されてくるのは、その部分が特に開発すべきところとして、
うずいていることを意味しているのである。
「羨ましい」という感情は、どの方向に自分にとっての可能性が向かっているかの
方向指示盤としての役割をもっているといえる。
初めは、困難や苦痛を伴うにしろ、時分が発見したことをやり抜いていくと、
ある程度経てば、その面白さも分かってくるし、
その頃には「羨ましい」感情も弱くなっているのが分かるだろう。

(こころの処方箋より)

2006.09.19:反田快舟:count(996):[メモ/・今日のひとり言]
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