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高校野球の人気は絶大なものがある。
しかし、解説や評論などが「精神力」というようなことを言いすぎる。
純真な球児というイメージを売り物にしているのだろうが、
「いいプレーだな」と思っている時に、
アナウンサーや解説者が精神の大安売りをやってくれるとゲンナリする。
また「連帯責任」という陰湿な方法もある。
ある生徒が問題を起こしたことで、
他の生徒が野球に出られないことが、どうして教育的なのか。
野球連盟の役員たちが、自分達の責任は棚上げにして
生徒たちのみに押しつける「精神力」には感服させられるが、
それは精神の輝きとは別物である。
心、魂、精神などは、直接的に知ることはできないにしても、
その働きが、われわれが目で見、耳で聴き、手で触れるもののなかに、
ほとんど直接といっていいほどの形をとって表れてくるのであって、
それについてあまりガヤガヤいうのは好きではないのである。
(こころの処方箋より)


2006.09.19:反田快舟:count(866):[メモ/・今日のひとり言]
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