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▼「環境マネジメントの自主宣言」をしませんか?

「環境マネジメントの自主宣言」をしませんか?

環境マネジメント自主宣言とは
 有限資源節約型、地球環境保全型社会を目指すために、環境マネジメントの必要性は十分認識されていると思います。しかし、ISO14001の取得には多額の費用と時間がかかるし、地方自治体のEMSでは社会的な認知が低いと、お悩みの企業が多くあります。そこで、お勧めしたいのが環境マネジメントの「自主宣言」です。ISOの規格には法的な拘束力はなく、規格に沿った取組をするかどうかは、企業の自主的な判断に委ねられています。また、大企業や他社のやり方を真似ても上手くいきません。自社のやり方を「環境マニュアル1冊」にまとめれば業種、規模を問わずどこでも認証取得できます。しかし、ISO14001の取得と維持には多額の費用がかかるのも事実です。そこで、ISOの仕組みをそのまま活用した「環境マネジメントの自主宣言」をお勧めしているのです。つまり、仕組みだけ取り入れ、認証のための審査を受けません。そうすることで、審査費用も維持費用もかかりません。もちろん認証取得が必要であれば希望の時期にいつでも受審し、合格することを保証します。

環境マネジメントシステムとは(おさらい)
環境マネジメントシステムの大枠は次のようになっています。
@企業自らが事業活動に伴う環境への負荷を把握し、評価する。
A環境に関する経営方針や目標、行動計画を設定する。
Bその目標や計画の実施に当たっての責任体制を明確にする。
Cその達成状況と全体のマネジメントシステムの点検・見直しを行う。

環境マネジメントの必要性(おさらい)
(1) 消費者の環境意識は急速に高まっています。企業間の取引においてもグリーン購入の動きが活発化しています。環境にやさしい商品・サービスを提供し、環境にやさしい企業であることが、ますます求められてくるでしょう。将来を見通し、より積極的に環境に取り組むことが、ビジネスチャンスにつながる可能性があるといえます。
(2) 地球環境の容量の限界を考えれば、環境保全に対する様々な規制や要請は、今後ますます強化されると予想されます。こうした動きに効果的に対応するには、環境マネジメントに体系的に取り組むことが必要となってきます。
(3) 環境マネジメントに取り組むことは、省資源や省エネルギーを通じて、経費節減につながります。また、企業内部の管理体制の効率化につながります。こうした直接的なメリットも期待できます。

ISO14001とは(おさらい)
「環境マネジメントシステムの仕様」を定めている国際規格です。ISOの国際規格は、企業がつくる製品の仕様や業務の手順が各国でバラバラでは不都合が多いので、基本的な部分は共通化しようという目的で定められているものです。

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2006.11.19:反田快舟

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