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▼「私は・・・です」から浮かび上がるもの

心理テストに、20クエスチョンというのがある。
「私は・・・です」とういのが20書いてあり、その「・・・」の部分に、
何でもいいからできるだけ早く書いてもらうやり方である。
「私は○野○男です」と、名前を書いてもいいし、「私は男です」でもいい。
何でもパッパッと20書く。その後で、消してもいいと思うものから消していく。
そうやって、消して残った部分は、その人にとって大事な意味を含んでいる場合が多い。
深くは分からなくても、書いた本人が、後から調べて面白いこともある。
何でこんなことを、書いたのだろうとか、この項目を残したのはなぜだろう、とか。
日本人の場合は、わりに職業が出てくる。
日本人は、どこかに所属すると、それで自分の説明がつく気がするのだ。
ところが、女性の場合、特に仕事をしていない人は、その問いかけが自分に厳しくなる。
「家庭の主婦」では、あまり所属している感じはしないし、「○○の家内です」では、パッとしないし。
私とは何かの問いかけは、根源的に女性の方がよくしているのではないだろうか。

(こころの天気図より)


2006.10.01:反田快舟

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