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▼「おはなしの復権」

文化ボランティアとして「読み聞かせ」の運動が盛んになっている。
いろいろな本を読み聞かせることで、子どもたちは読書のおもしろさを知り、自分で本を読み始める。その読み聞かせの内容として「おはなし」が復活してきた。
その秘密は、「おはなし」の持つ「つなぐ力」が再評価されてきたからだ。
「おはなし」は話し手と聞き手の心をつなぐ。それに、「おはなし」は子どもたちの心の中で、バラバラだったものがつながったり、心と体がつながったりする体験をさせる。
われわれは「つなぐ」ことを忘れて、知識の切り売りで、頭でっかちのすぐ「切れる」子どもをつくってきたのではないか。

(ココロの止まり木より)
2006.09.29:反田快舟

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