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▼ISO9001内部監査チェックリスト2015年版(品質)
いきなりですが、
・4.1組織及びその状況の理解はできていますか?
・4.2利害関係者のニーズ及び期待の理解はされていますか?
・6.1リスク及び機会への取組みはどのようにされていますか?
なんてこと、まさか「内部監査チェックリスト」に書いていないでしょうね?
こんなチェックリストでは、何の役にも立たないばかりか、時間の無駄ですよね!
しかし、実際は、規格のわかりにくい言葉で、どうでもよい内容で「内部監査チェックリスト」がつくられています。
すべての項目を監査する必要はありませんし、規格用語に縛られることもありません。
要は【目的は何か】と考えて、自社の業務にあったチェックリストを作ることです。
例えば、建設業では、なんといっても「現場」が重要です。
安全、品質、原価、工期、環境対策で決めたことが適切に実施されているか?
現場での監査がすべてといっても過言ではありません。
現場パトロールで、上記の項目をチェックシートにして、内部監査としている会社もあります。
・すべての項目を監査する必要はありません。
・全ての部門を監査する必要もありません。
よく、「経営者の監査がされていませんね」などという審査員がいますが、経営者は内部監査の依頼人です。
それにしても経営者の何の監査をしろというのでしょうか?
・品質方針は確立していますか?
・役割、責任及び権限は明確ですか?
・マネジメントレビューを実施していますか?
とでも確認するのでしょうか?
マネジメントレビューの有効性を評価できるのなら価値がありますが、、、。
・内部監査のポイントは次の通りです。(建設業の場合)
[画像]
(1) 目標が計画通り実施されているか
(2) 計画通り実施されていないとすれば何が問題か
・計画が具体的ではないのか(6.2目標及び達成計画の問題)
・力量に問題があるのか(7.2力量の問題)
・他に問題があるのか(なぜなぜなぜ→真因をつかむ)
(3) 問題点の指摘(真因)
(4) 対策の立案(修正処置、是正処置)
(5) 追跡監査(有効性の確認)
つまり、上記の項目をチェックすれば十分なのです。
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内部監査チェックリスト(業種別・記入事例付き)がついた
【ISO9001・2015年版かんたん内部監査セット】はこちらです。
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2020.01.04:反田快舟
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