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▼京セラフィロソフィー 「倹約を旨とする」

倹約を旨とする

 私たちは余裕ができるとついついこれくらいはいいだろうとか、何もここまでケチケチしなくてもというように経費に対する感覚が甘くなりがちです。

 そうなると各部署でムダな経費が膨らみ会社全体では大きく利益を損なうことになります。

 そして、ひとたびこのような甘い感覚が身についてしまうと状況が厳しくなった時に改めて経費を締め直そうとしても、なかなか元に戻すことはできません。ですから、私たちはどのような状態であれ、倹約を心掛けなければなりません。

 出ていく経費を最小限に抑えることは私たちにできる最も身近な経営参加であるといえます。

2023.10.23:反田快舟

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