獅子宿

▼獅子舞

上の写真は稲荷神社の秋祭りの様子ですね。この獅子頭は地区に二つあり、約百三十年前に製作されたものです。舞は動きが非常にゆっくりしているのが特徴。これは、獅子頭が大きいので激しい動きをするのが難しいのと、獅子頭そのものが恐ろしいので、無駄な動きをしないほうが格好よく見えるからだと言われています。また、西高玉の獅子頭に最も似ているといわれているのが白兎の葉山神社と勧進代の総宮神社の獅子頭で、巻き眉や目つきは同型だとされています。ですが、舞は長井のほうが激しい振り方をします。それは西高玉の獅子舞は厄払いというより、祝事や神事の一環と考えられていたので次第に、太鼓や笛の音色、舞なども優雅さを求めていったのではないかと思われます。勇壮な長井の獅子舞も良いですが西高玉の獅子舞も見る価値十分ではないでしょうか。

●2007.05.20
●片山
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